キケンな迷路~ラビリンス~

「うわぁっ」



これから来る痛みを思って、強く目をつぶった。







しかし、ポスンッと背中から抱きとめられた。



・・・・・どうやら助かったようだ。



痛みが来なかった事にホッとして、目をそっと開けると






「ひっっ」



なななな、なんで!? うそっ!!



なんで東條さんがいるの!?



急いで距離をとって一息。



落ち着け、りん。



・・・・・・ちょっと待って?



今、私は ”夜の蝶” よ?



あんな、すっぴんに近い状態しか知らない、しかも2回しか会ったこともないのに、今のわたしが、雨宮りんだって気づくと思う?