キケンな迷路~ラビリンス~

店内は、豪華なシャンデリアとふかふかのカーペットが敷き詰められた、なんとも現実逃避しそうな空間が広がっていた。



「すごっ」



辺りを見回して顔が思わず綻んだ。



「店長!!あのピアノですか!?」


「そうだよ」



店の一角の、少し高くなった所にグランドピアノが置いてあった。



りんの憧れ・・・高級ブランドのピアノだ



「す、すご~い!! あれ、本当に弾いてもいいんですか?」



「もちろんだよ」