キケンな迷路~ラビリンス~

「何の準備ですか?」



「りんちゃん、今日ピアノを弾いてもらう所はキャバクラだよ? ジーンズのままって訳にいかないでしょ」



自分の格好を見て頷いてしまった。



「そうですよね」




車がお洒落な店の前に止まった。



「ここは?」



「美容院だよ。俺の同級生の店なんだ。腕は確かだよ」



と言って店内に足を踏み入れた。



「オーッス!!」


急に店長が、年相応な感じに変わった。



「よぉ、東じゃん!! なに、彼女連れなんて嫌味かよ」