キケンな迷路~ラビリンス~

「頼みってなんでしょうか?」



その言葉を待ってましたと言わんばかりに店長は話し始めた。



「俺ね、繁華街にもう1軒店を持ってるんだ」



「へぇ~そうなんですか」



「そこは、まぁ、キャバクラなわけ」



「ふーん」



「今日は、大事なお客さんが来る日なんだけど、クラブで流れているピアノの生演奏のバイトの子が、急に辞めちゃったんだ」



・・・なんとなくわかった気がする



「今日の今日だから、派遣の子を面接してる時間もないし、代わりの子が見つからないんだ、ホント困っちゃって・・・」