「…ぃ…」
ペタッ…ペタッ…
遠くの方から誰かの声と足音みたいな音が聞こえてきた
「え…誰かいる…?」
『しっ…』
かすかに震え始めたみおんちゃんの手を強く繋ぎ耳をこらして音を聞いた
「もぅ…いぃかぃ…」
ペタッ…ペタッ…
その音は徐々にこっちに近づいて来ていた
そしてその音はこの更衣室の扉を開け止まった
「…」
『…』
音が聞こえないまま数分がたった
いなくなった…?
握っている手が汗ばんでいる
私は勇気を振り絞ってロッカーの扉を開けようと振り返ろうとした時…
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