『そういえば悠君家どこ?』

「お前おばさんから聞いてねぇの?」

『え…うん。お母さんから何も聞いてないよ』

 「俺んちここ」

そう言って指を指した先にはみたことある家

『あれ…もしかしてお隣!?』

指差した家の隣はまぎれもなく私の家

「驚いた?」

悠君は意地悪そうに笑った

「寄ってく?母さんいるけど」

『…いいの?』

「レンもいるし」

『レンいるの!会いたい!』

はしゃぐ私をみてやさしく微笑んだ

どきっ…

その笑顔に胸が高鳴った