side奈都
帆波と話をしているとふと視線を感じた
『?』
確かに誰かに見られてたような…
「なっちゃん」
辺りをキョロキョロ見ているとれいちゃんが後ろから話しかけてきた
『れいちゃん…おはよう』
まさか話しかけて来るとは思わなかったので少し驚いた
『何か久しぶりだね』
精一杯の笑顔で言った
「うん…」
『…』
「…」
ほとんど会わなかったので何を話ていいか分からず沈黙が続く
「あのさ…「モデルのレイさんですよね!私ファンなんです」
れいちゃんが何か話そうとしていたけどレイちゃんのファンと言う人達が集まりあっという間に囲まれてしまった
「奈都~置いてくぞ~」
遠くから悠君に呼ばれた
『あっ待って今行く!れいちゃんまたあとでね』
「えっ…なっちゃん…」
れいちゃんに呼ばれた気がしたけど私は急いで悠君達に着いていった