そして、1ヶ月がたちました。

早速実乃ちゃんに言うと
「恋じゃない♡」

って。。。いくら何でも、私は、面食いじゃなぁいっ!   
「実乃ちゃん!いくら何でも早すぎるよっ!

「じゃぁ。先輩が、他の子と、付き合ったら?」
「ぃゃ。すっごくいゃ。」
「それが、恋なのっ!」
これが恋なの?
恋ってマンガで読んだりしたら心がピンク色になって、かわいいものなんだと思ってた。
こんなに、ほかの子と、ってかんがえるだけで
真っ黒の気持ちになるなんて想像も、しなかった。
「そうと決まれば、アタックよ!」
実乃ちゃん。とりあえず放置。

はぁっ。恋かぁ。。。

そして、どんどんと委員会も、決まっていく時期になった。
「んー。学級委員ーいないのかー?」

そんな奴いるの?

私は、絶対イヤっ!

そして、無事に委員会決めは、終わった。 

強制で風並 優介(かぜなみ ゆうすけ)くんと、松野 椈(まつの きく)ちゃんに決定!

かわいそうに。。。

「んじゃ、学級委員は、放課後こいよー。
HRおわりー。」

瞬く間に放課後。

「ごめーんっ!ゆい!うち今日から部活あんの!先かえってね」

「りょーかいっ!」

その、5分後の出来事。

ザザァァァァッ。

大雨っ!!!
傘持ってきてないよ。。。
これは、駅までダッシュか。。。

「あのー。。。そこ。ちょっと、どいて。」

「ぇ。あ。はい。すいません!」

「「あっ。」」

「久しぶりぃー」
「お久しぶりぶりですっ」
「ん?傘ないの?」
ズキィッ。
この人はエスパーか!

「んー。エスパーじゃないけど?」

ぎくぅっ!
「はいる?」
えっ?!

神様!?
「時間切れ♪はいれぇ」

「ぉじゃまします」

「おじゃましてくださぁい♪」

そして、とぼとぼと、一緒に帰った。
「いつも助けていただいてありがとうございます。」
「んんー。ぜんぜんいいよぉ。」

この位置だと、どうしてもみ上げる形に。


〈和希side〉 

だーら。その上目使いやめろって。


「好きだ。」


あーもー。いっちゃったじゃん!!!

もー意味わかんない。おまえが悪いんだからなっ!!
いわせんなっつーの。

「………」

ん?へへっ。こいつ顔真っ赤

「あ。あ………あたしも、………………好きらしいです。」


はぁっ!?好きらしい?らしいってなんだょ。

まぁいっか。


「ん。帰ろっか。」

その頃には、天気もすっかり、晴れていた。
「ねぇっ。私達って。。
 つ……つき………付き合ってるの!?」

「ブッ。つきあってんじゃね?」

「そっか。って。そんな笑わなくても、いいじやないですかっ!」

「んぁ。ごめんごーめん。てゆーか、敬語嫌い。」

「はぃ。うん!」
「ぶはっ」