(ふぅ〜あと一限でおわるぞ〜)

「えー、これから班をつくります。先生のくじを引いたら同じ番号の人達と半年一緒に行動してもらいます。」


えええっ!班決め!!

(頼君と一緒がいいなぁ・・・・)


私の番がきて箱に手を突っ込んだ。

「えーと、2番かあ…誰だろ。」



「美愛〜〜〜!!!!お前何番!!?俺2番!!!」

(大夜!!!)


「うるさいなあー、私は2番。……って!!!!ウソ!!!!?大夜と同じ!!????ハァ!!??」

ウソ………でしょ…………?

大夜と同じ…………?


「美愛〜〜!」

「由梨っ!」

「美愛は何番だった!!!?私5番だった!」

「私…2番………」

「えー!マジ?離れちゃった〜、残念だああ〜」

「ユリユリ〜俺、美愛と一緒だよーん☆」
ドヤ顔ピースサインの大夜。

「マジ!?!あんたら!ヤバくね?!めっちゃラッキーじゃん!」

「ラッキーじゃないよ!!!こんな男と一緒とかお断りだよっ!」

「ヒッデェ〜、この大夜様と一緒になれたことに素直に喜べよー」

ありえないわよ………

(ハッ!!頼君!!!)

私は頼君の方をみた。

「頼何番〜?」


「俺5番だあ〜〜誰だ〜〜」


「エッ!5番だって!あの人!名前なんだっけ!」
由梨が私に問いかけてきた。

「らっ…橘頼君だよ〜」

トホホ・・・・、私は大夜と一緒で由梨が頼君と一緒・・・トホホ・・・・