「はいっ!後ろに回して〜」


「はーい」


前の子から渡されるプリントを手にし私は後ろに回す。

後ろを向くと私の席から斜めに見えるのは、


一人の男子。

なんでだか気になってしまう。

周りの人よりも彼に釘付けになってしまう・・・。



なんでだろ。