きみの後ろで

そして、合格発表当日。

第一志望も落ち、第二志望も落ち、第三志望も落ち、第四志望にも落ち、滑り止めにも落ち。

「あーぁ、やっぱりダメだったか。」

「うん。ごめんねふうか。」

電話ごしに聞こえるふうかの声は、気のせいかもしれないけど、何だか嬉しそうな声だった。

「ふうかは、やっぱり.....受かってた?
よね。」

「あー、わたし??全部落ちたけど?」

「は?今何つった?」

「え?聞こえなかった?落ちたよ?
全部。」

は?どうゆう意味?なんで?推薦で決まってたのに??

「なんで...?」

「なんでって、あんなと一緒に学校行きたいから。」

そんなことのためにわざと落ちたの??

私に気をつかって?

もしそれが本当なら許さない。

結局私たちは、一緒に学校へ行くことになった。

入学する前に随分喧嘩したけど。