本当は、愛莉の口から、、、


「音楽をしたい」と、、、


その言葉を聞きたかった。


だけど、これ以上期待しても無駄だ。


だって、愛莉がこれほどまでに悩んで、苦しんで出した決断。


そして、音楽も、、、


今まで必死で守ってきた、彼のことも手放すと口にしているのだ。


初音は、、、


自分が2人の恋の邪魔までしてしまったんだと、、、


強く、後悔の念を抱いた。


だから、せめても罪滅ぼしのタメに、、、


これからは、愛莉がしようとしていることを、、、


初音自身が出来る限りで、サポートしてやろう。


そんな風に、初音は思っていた。