Love Song

その日から、不器用な僕なりに、、、


彼女に必死で、アピールしたんだ。


なのに、当の彼女はそんな僕の気持ちには、全然気付いてくれなくて、、、


それが凄く、歯がゆかった。


1番気付いて欲しい彼女は気付いてくれないと言うのに、、、


1番気付いて欲しくないと思っていた、仲間にはバレて居て、、、


そんな仲間からは、茶化されるし。


僕は思うように進んでくれない日々に、少しだけ嫌気が差していた。


そんな僕の背中を押してくれたのも、仲間たちで、、、


「愛莉ちゃん、可愛いからモテるだろうな~」


なんて、龍弥の奴は僕のことを茶化していたけど、、、


でも拓斗に、、、


「告って、付き合ってもらえるかはわかんねぇけど、意識くらいはしてくれんじゃね?たぶん、今の愛莉はお前の気持ちにすら、気付いてねぇよ」


なんて、言われて、、、


僕は意を決して、彼女に告白したんだ。