Love Song

そう思うくらい、僕の中の彼女は、、、


僕のことを、支配していたんだ。


中々答えない彼女の様子に、変な汗を掻く。


「、、、よく、バンドのこととか、、、わからないです」


彼女は、俯きながら答える。


「愛莉、音楽聴かないもんね~」


なんて、彼女の友達が彼女のことをフォローする。


「あ、うん。でも、、、叩いてみて、楽しかったです。だから、、、來愛くんが作る曲は、嫌いではないです」


そう言い、小さく笑ってくれた彼女のことを、、、


僕は、一生忘れないと思う。


そして、この時。


僕は本気で、彼女を自分のモノにしたいと思った。


彼女の笑顔を、僕が1番見ていたいと思った。