Love Song

僕はムッとしながら、彼女のことを見ていた。


それに彼女が何を勘違いしたのか、、、


「あの、ごめんなさい」


そう、僕に謝ってきたんだ。


「何が?」


クールにそう、答えたものの、、、


内心は、彼女に声を掛けられたことが嬉しくて、、、


でも、その言葉は謝罪の様な言葉で、、、


僕は彼女の言葉に、ドキドキと高鳴る胸を隠すのに必死だった。


「いや、あの、、、勝手に人の曲、叩いちゃったから、、、その、、、」


言葉に詰まりながら話す彼女が、どうしようもなく可愛くて、、、


そして、愛おしいと思った。


正直、知らない人間に僕の曲を奏でられるのは、あまりいい気がしない。


だって、僕が作った曲だから、、、