Love Song

本当は、この部屋にだって来てほしくない。


、、、あたしの気持ちが、大きくなってしまうから、、、



本当は、來愛との未来を夢見てみたい。


、、、その夢が、覚めるのが怖いけれど、、、


あたしは、、、ズルい。


だから昔みたいに、來愛に優しく、素のままで接してあげられない。


そんなあたしの元に、來愛はいつか来なくなってしまうだろう。


だけど、その時。


あたしは、來愛の背中を絶対に追わないと決めている。


追っていけないと、ちゃんとわかっている。


だから、あたしは、、、


今、こうやって目の前で、、、


あたしにだけ向けてくれる、大好きな笑顔を忘れないように、、、


必死で記憶の中に、収めている。