Love Song

「そんなこと、先生が知ってるなんて意外です」

「さっき、職員室のテレビで入ってたんだよ」


あれだけ取り上げられてれば、結果も同じくらい取り上げられるか、、、


「どっちも良い歌だ。その歌に、順番なんて必要ないのにな」


先生は、そんなことを言う。


「でも、お前ら2人が居る世界は、そういう世界なんだもんな」

「くだらない、世界ですよね」


その言葉は、順位に拘っていた自分自身に向けた言葉だ。


価値を付けられるのが「嫌だ」なんて言って置きながら、、、


あたしも勝負に拘っていた。


音楽で、負けたくないと思った。


でも、1位を取ったとわかった瞬間。


自分のしたことが、嫌だった大人の世界に染まったようで、、、


凄く、嫌だった。