Love Song

「バイト代も出すから、ね?」


う~ん、それは少し悩む。


だって、高校生のお小遣いなんてたかが知れてるじゃない?


それにあたし、バイトしてないしなぁ、、、


まぁ、どうせ使い物にならないだろうし、ね?


「書いたら、使えなくてもバイト代出ますか?」

「もちろん!愛莉は何も考えず、書いてくれるだけでいいから」


なら、、、やってみよう、かな?


バイト代の為に、、、


「じゃあ、、、書くだけは、書きます」

「ありがとう、愛莉」


初音さんは、あたしのことを抱き締める。


「これ、あたしの連絡先」


そして初音さんは、あたしに会社の名刺を差し出す。