それなのに、当のあたしは至っていつも通りで、、、


自信があったわけでも、諦めていたわけでもない。


もちろん、勝ち負けには拘っていた。


あの曲を世の中に出すのは、最後の最後まで、、、


自分で決めたくせに、悩んだ。


だけど、、、


あの曲に、「価値」なんてモノは必要ないとも思っていた。


あの曲は、、、


きっと、來愛の耳にも届いていたかな?


それが、1番気になった。


だってあの曲は、あたしの原点で、、、


來愛への想いが、溢れている曲。


その曲が、來愛の耳に届いていたかどうかの方が、、、


あたしにとっては、気がかりで仕方なかったよ。