Love Song

「今まで、愛莉が作ってきた曲の中で、、、」


初音さんが一呼吸置く。


ダメ、、、だった、だろうか?


「1番良い。これなら、、、Freiheitから、オリコンを奪える」


初音さんのその言葉に、あたしの体から一気に緊張感から解放される。


「これで、勝負をかけよう!」

「はい!!」

「じゃ、早く動かなきゃ。休んでる暇なんてないけど、それでも良いの?」


休みたいと言ったのは、あたし。


だけど、、、


今はそんなこと、どうでも良い。


この曲で、勝負に、、、勝てれば良い。


、、、負けない。


來愛のことが、好きだから、、、


尚更、負けたくなんかない。