「あのね、凌くんのバイトキャンセルになったから、これからデートしないかって!」 「あー、デートね?楽しんでおいで」 呆れたような、苦笑してるような表情で言った詩乃。 でも、親友の幸せは自分の幸せでもあるからね。 私と詩乃はにやにやしながら舞歌を送った。 明日は問い詰めないとね…? 「じゃ、詩乃かえろ…「あ、2人とも」