「だれかー、職員室までガムテープ貰ってきてくれなーい?」 そんな声がした。 周りを見ても、誰も立ち上がる人はいない。 「いいよ、私行ってくる! ガムテープ1個で大丈夫??」 「ありがと!うん、1個でいいよー」 私は急いで歩き出す。 よかった、これで1人になれる… 少しは落ち着ける。