全てを告白すると、先輩は悲しそうな顔をしていた。 当たり前と言えば当たり前かな…。 あんなに信じてくれたのに。 それを裏切ったのは、僕。 …もう、先輩の顔が見れなかった。 思わず俯いた僕の耳に入ってきたのは、泣きそうな…それでも何かを決めたような、力強い声。