トライアングル~永遠を君と~


全てを告白すると、先輩は悲しそうな顔をしていた。



当たり前と言えば当たり前かな…。



あんなに信じてくれたのに。



それを裏切ったのは、僕。



…もう、先輩の顔が見れなかった。



思わず俯いた僕の耳に入ってきたのは、泣きそうな…それでも何かを決めたような、力強い声。