「深雨先輩、遅くなってすみません!」 走ってきたのかな、息が上がってる。 「ううん、そんなに待ってないから! だ、大丈夫…?」 心配そうに言うと、秀くんはにっこり笑いながら頷いた。 っ…/// その笑顔を見ると、一気に体温が上がるのがわかった気がした。