「明日は家で宿題漬けかな…どうして?」 薄々、内容はわかってる。 秀くんの言いたいことも、秀くんがなんでそんなことを聞いたのかも。 それでもこんな質問をするのは、私が弱いから。 『その、話したいことがあるんです。もし先輩がよければ、10時ごろに○○駅にいてくれませんか?』 私はいつもより少しだけ、ゆっくりと打った。 「うん、わかったよ。…10時ね?」