2年になり、



校舎に流れ込む優しい風



綺麗な緑の葉っぱ



なんも考えずに済むように



そっと外をみた、





「汐海なにしてんの?」



「外見てる」



「まぁ見たらわかるな」



「じゃあ聞かないでよ」



「なにそれーひどー」



「あんたは女子か、」


「(´へεへ`*)」



「ばかだねっ(笑)」





「お前こそなー」




「いやー凌玖よりまし、」



「うるせぇよー瑠唯ちゃーん(*^^*)」




「うざい(笑)」







『瑠唯ー』




「じゃねー」



わたしの頭をトンって叩いて


口ぱくで



《バーカ》





って、言ったのがわかった、




なんなのーあいつ、


σ(´┰`=)べー




「瑠唯、櫻と相変わらず仲いいなー」




私は

汐海瑠唯(しおみるい)


高校2年の14歳


1組(元2組)


美術部



で、あいつが

櫻井凌玖(さくらいりく)


※自称 櫻(さく)


1組(元2組)


野球部





「1年時から仲いいもんねー」




「ほんとにー瑠唯たち、付き合ってんの?」




「はー?そんなわけあるか」




「えーあやしー」



「あの仲の良さ以上だよー」



「ありえないよ!」