あの冬の日、その日は、



彼の初めての彼女ができた日、



彼の恋が報われた日



それと、



私の生まれた日だった






真っ白ーい雪の、なか、




ひとつの恋が終わった、




「 瑠唯!ありがと!」




自分の思いだって整理つかないのに、



彼女に相談乗ったりしてた、



私の大好きな親友



彼をずっと好きだった



入学の日からずっと、




私だって彼を好きになったのは


彼女の影響もあるのかもしれない、



彼女の方が好き!彼のこと、悠乃のことを



知ってて、想ってる




大好きな2人の、想いが重なった日



特別な日



そんな日が来たなら




きっと



忘れないとダメだった筈なのに




やっと、消えかけていた想いなのに