sideー悠乃慎




「あの隣にいた子誰?」



「同級生」


「それだけ?」


「それ以外なに?」


「ってか、なんでまってたんだよ、」


「鍵忘れた、」


「今日母ちゃん家にいるって

いってたじゃん」


「、、、」


「なんそれー!」



「わかりやすいなー」


「なにがだよ!」


「恋の相談乗ってやろうかー?(笑)」


「うるせぇー!!」



『しゅんや!』


「ほい!」



「俺、友達と帰るから!」



「おう、」



なんで、俺はあの場所に居たのかなんて


わかんなかった、


ただ、


あいつの傍に近くに居たい



ただ、

あいつの笑った顔が忘れられなかった




ただ、それだけ。