――きっとそうだ。本当にここが二次元なら、この先の交差点に…!





「やっぱり…!」




不意に脳内で音楽が流れだす。



「期待はずれの車線の先で小さな身体はまた飛び散って…」








案の定、そこにはトラックにはねられたヒヨリ、

泣きじゃくるヒビヤ、

呆然とそれを見つめるコノハが立っていた。