・約束・2



少し時間をずらして、エレベーターに乗り部署のある階に着く。

扉が開きエレベーターを降りると、村上君が待っていた。


「む・・・らかみくん・・・どうしたの?」

「春・・・夏サンを待ってたんだよ」

「私? なに?」




「この前のコト、謝ろうと思って」

「・・・この前?」



「瀬戸川さんに言わないって、口止め料とお礼に・・・」

「あ・・・き、気にしてないからっ! 忘れてたし」


「ごめん。強引だった・・・」

ペコッと頭を下げて、デスクへ戻って行った。



・・・村上君って
強引なトコは部長みたいで、自分に正直なトコは雅也に似てる・・・
2人を足して割ったようなヒトだ・・・

・・・2人に少しずつ似ているから、あの時
私はドキッとしたのかもなぁ・・・



・・・って私ってば、なんで村上君分析なんかしちゃってるんだろ