・約束・2

「・・・村上・・・くん」


「何ですか?」

出された、お茶を平然とした顔で飲んでる所で聞いてみた。



「ちょいちょいタメ口になるのは、何で?」


「タメ口?してないけどなぁ・・・」


「ほら、今だって!」


「え?」


「自分で気づいてないの?」


「あれ?何でかなぁ・・・アンタといると無意識に普通に喋っちゃうんだよなぁ」


「ちょっと私のコト、何だと思ってんの?仮にも先輩なんですケド??
 しかも、さっきも今も‘アンタ’って何よ?!」



「・・・そうだよね。上司からも信頼が厚くて、仲間からは信用されてて、
 後輩の面倒見も良くて、人のことばっか気にしてやって・・・」


・・・あら?
彼なりに、私を見ていて認めてくれてたの?




「雅也の結婚相手じゃなかったら・・・って思うよ」




「はい?」

ビックリして、私は飲もうとしていたお茶をこぼしそうになった。