・約束・2

「・・・でも、2番とかも・・・無いから」

「分かってるって。あん時は、
オレん中で未だ気持ちにケリついてなかったから・・・」


「それじゃあ・・・」


「うん。ちょっと、今スグに気持ち切り替えて諦めるのは無理だけど・・・
少しずつ好きって気持ち、忘れようって決めたから。
仕事の先輩として、これからも組んで欲しい」



「村上さん、申し訳ありません。疑ったりして。
それと、私には妻が必要なので譲れませんが、仕事のパートナーとして
仲良くしてやってください」


頭を下げた雅也に恐縮した村上君は

「やめてください! 頭上げてくださいよ!
そんな簡単に頭下げたりしないでください」



「雅也・・・」



「それより、情報流した犯人・・・捜してるんですよね?」


「う・・・ん」


「1人、思い浮かぶんだケド・・・」


「えっ・・・誰?!」



村上君は、雅也を見て言った。


「元恋人の・・・瀬戸川百合子・・・」