・約束・2

「あれ?・・・一緒にいるのダレ?」
「・・・アッ・・・奥さんじゃない?!」
「そういえば、さっきネットに顔出てた!」
「・・・同じ顔だよね? うちの社員だったの?!」


・・・私と接点の無い課の社員たちが騒ぎ始め、
周辺は人だかりができた。


「ごめん雅也。注目の的になっちゃってる・・・」

「いいよ。ネットでオレらは既に顔がバレてるんだし。
今更隠したってしょうがない」


「・・・うん・・・」

受付では村上君を呼び出してもらい、
騒ぎの中、私たちはエレベーターに乗り込んだ。





___最上階、第一会議室。


「・・・雅也はココで待ってて」


「一人で大丈夫か? 無茶するなよ」


「大丈夫。 何かあれば、スグに呼ぶから」

そう言って、私は会議室のドアの前に立った。



『コンコン』


『ガチャッ』

ドアの向こうには・・・


「春夏・・・サン」

村上君が立っていた。