・約束・2

・・・えっ・・・

予想外の出来事にビックリして顔を上げると、雅也は笑っている。

「雅・・・?」


「春夏はさ、隙があり過ぎるから付け込まれるんだよ。
ちょっとは自覚しろよな」


「怒って・・・ないの?」


「怒ってるよ。自覚してない事に・・・」


「う・・・ホントに、ごめん。気をつけてたんだケド・・・」


雅也は親指で私の唇の形をなぞる。


「雅也?」




「結婚しても、油断できない・・・ってコトか」




「あの・・・」




「・・・絶対、オマエだけは離さない・・・」




「雅也」


「だから・・・もう何があってもオレの前から消えるなよ」


「・・・はい・・・」