・約束・2

「今の村上君なら、もっと素敵なヒト現れるよ」



「・・・ムリだと思う。だって、まだ好きだし」


「えっ?!」


さっきまで、わりと自然に仲良く話してたのに
急に強引さが戻ったように、私はその場に押倒された。

「・・・オレ、2番目でもいいや」


「な・・・ナニ言ってんの?!」


「春夏サンの相手が雅也だって分かった時、正直さ複雑な気分だったけど
どっかで嬉しかったんだ」


「?」


「惹かれた女が同じなんて・・・オレ、どんだけ雅也をリスペクトしてんだよ
・・・なんてね」


「そんなコト・・・言われても困るよ」


「・・・だから、2番目でイイって言ってんじゃん。
雅也相手に1番なんて狙えねぇし」



「あのね・・・1番とか2番とか無いの!」

手首を掴まれていて、動けない私は村上君から顔を背けた。



村上君は強引に唇を重ねてきた。

「・・・っ、やめ・・・て」