でも…違った。

あたしとお姉ちゃんはやっぱり違う。

そう言われた。

あたしなにして来たんだろ。
魁斗お兄ちゃんに好きなって貰うために
アイドルになったのに。
こんなんじゃ意味無いよ…

「マネ姉!
話があるの。」

「なに?姫ちゃん」

「アイドル…やめたい。」

「はっ?なにいってんの。
もうちょっといい冗談言いなさいよ」

「冗談じゃ無いよ!」

「えっ?
でもなんで?急に…」

「だって。アイドルでいる意味…
なくなっちゃったんだもん。」

「どういう事?」

「魁斗お兄ちゃんが。
あたしの事好きにならないなら…
もうアイドルやめてもいいんだ…」

「魁斗って誰?
THE.ROMEOの?」

今まであったこと全部話した。