俺の部屋に姫香をつれてった。
一応部屋を片付けておいた。

「んで。話って?」

「あっ。うん。
あの…ね?怒らないで聞いて。
あたし…やっぱ、魁斗お兄ちゃん
が好きだよ。
だから…あたしと付き合って!
あたしのこと好きじゃなくていい
から。」

「…それは、無理だ。」

「なんで?」

「好きでもない奴とは
絶対付き合わない。」

「なんで…?
ひどいよぉ。」

「泣いても意味ねーよ。
話が終わったなら帰れ。」

「ひどい…
帰りますよ!帰れば
いいんでしょ‼︎」

「じゃ。またな。」