年下のあの子に一目惚れ


そして日曜日━━━━━━


LINEで2人で遊ぼうといったら

OKしてくれた。


2人でサンゲーに行くことにした。

いつもの駅で待ち合わせ。

緊張するなあ…

ユサ、どんな格好でくるんだろ…

私達は毎日LINEをしてるうちに親しく

なって、私はユサと呼ぶようになった。

ユサは私のことを夏希さんと呼んでくる


でも最初に比べると親しくなったな。


『あ、すみません』

『お、ユサ!』

『待ちましたか?』


『いやいや全然!
私も今来たところ!』


『あ、そうですか…ならよかった』


ニコッとはにかむユサの笑顔に

一瞬意識が遠のいた。

はっ!しっかりするんだ私!


『電車きましたよ』

『あっ、ほんとだ!』


電車、どう座ろう…


『どこに座るー?』

『あ、あそこ一個空いてますよ』

『ほんとだ。でもユサ座れないじゃん』

頭をかきながらユサは


『立っとくんで大丈夫です』


またはにかんだ。


その笑顔、かっこよすぎ。


『あ、ありがとう
じゃ、座るね』

『はいっ』


そう言って座った私の前に


ユサがつり革にぶらさがった。

しばらくユサを観察してるうちに

『つきましたよー』


『あ、ほんとだ
降りよっか!』


そしてとうとうサンゲーに着いた。