なんて言えばいいんだろ…
ユサの顔が愛おしい…
今すぐキスしたいくらい…
『キス…』
はっっ!!!!!
今、声に出たよね⁉︎
や、やばいっ!
『え、キス?』
ユサがきょとんとしている。
もうどうにでもなれ!
『キス、しよっか?』
ユサは戸惑っている。
かわいい…
もうやってしまえー!
チュッ
やっちゃったよ…
ユサの唇柔らかいなぁ…
『夏希さん…?』
『ユサ、私、好きだよ』
返事をききたくなかったから
またキスをした。
チュッ
チュッ
チュッ
『ちょ、夏希さん…?』
『夏希って言って?』
『え、いや、…』
私はユサを見つめた。
『夏希…』
呼び捨てされてどきっとした。
『ユサ、ダイスキ』
今度は深くまで…
もっと深くまで知りたい…
『夏希!…さん!』
『ユサ…?』
『夏希さん、勘違いしてますよ』
え、勘違い?なにを?
まさか、彼女持ちとか?
『え、彼女いるの?』
ユサは、やっぱりなって顔をした。
『あの…
男じゃないんですけど…』
ん?今なんて?
『ごめん、もう一回言ってくれる?』
ユサは頭をかきながら、
『だから…男じゃないです…』
っええええええええ!!!!!
いやいやいや、嘘でしょ!
『嘘だ、よね?』
『いや、本当…です…』
『ま、まじ…?』
『は、はい』
まじかいな…。
てっきり男の子かと…
キスまでしちゃったよ…
『ご、ごめんね!』
『は、はあ…』
ユサは困ってる。
でもやっぱりカッコいいな♪

