年下のあの子に一目惚れ


初めてのユサとのプリは

全部ピースだった。


ユサの顔は少し緊張気味だった。


『ありがとねっ』


『あ、いえ、全然』


相変わらず硬いなー。

友達といると弾けてるくせに…


私にも気使わないでいいのにな…


その後はサンゲー付近をブラブラして

電車に乗った。


よし、電車降りたら告ろう。


な、なんて言おうかな…


好きです?付き合って?


き、緊張する…


ユサは…寝てるっ!


寝顔、かっこいい…。


あ、起きた…


ちえっ、もっと眺めてたかったな。


あ、着いた。


『ユサー、着いたよー?』


『んー…』


ドサッ

『…!』


ユサがよろけて私によりかかってきた。


『あっ、す、すみません!』


接触しちゃった…!


『ぜ、全然いいよっ!
ほら、早く降りないと!』


『ほんとすみません。』


『いいってば!』


とうとう私達は電車から降りた。