たった一人の王子様

胡桃「…でも、流星は3日間泣き続けた。
もう彼女はいらないって。
そしてその日から犯人探しを始めた
んだ。」
杏奈「犯人探し…。」
胡桃「警察は自殺って言ってたけど流星
が彼女は自殺するような子じゃな
いって言って、他殺として捜査が
進められた。」
杏奈「そうだったんだ…。」
胡桃「…私がいるってことは…わかるでし
ょ?」
杏奈「え?」
胡桃「警察も流星も犯人は捕まえらなか
った。
流星ももう諦めてる。
ほぼ毎日彼女のお墓には行ってる
みたいだけど、また新しく好きな
人ができたみたい。」

北沢くんの…好きな人…?

胡桃「それは私じゃないってことはわか
ってる。
だけど!!!
私の方がずっと好きだった。
それを最近好きになったあんたに
流星は渡さない。」

怖い顔をして近づいてくる胡桃ちゃん。

杏奈「やだっ…来ないでよっ…」
胡桃「あんたがいなくなれば…流星は私の
もの…。」
杏奈「胡桃ちゃんっ目覚まして!」
胡桃「うるさい!
いなくなってよ…ばいばい。」

私は胡桃ちゃんに勢いよく押された。
運悪く柵のないとこから…私は落ちた。