理恵は、すべてを、受け入れたかった。秀の愛も、秀自身の何もかも。
初めての痛みも、怖さも、秀が相手なら、大丈夫って思えた。今の自分には、こうする事でしか秀に報いるすべが無かった。
理恵は、初めて知った。愛する人に抱かれる事が、こんなにも幸せなのだという事を。
「秀っ?…女の子はね!幸せで、嬉しい時も泣くものなの。分かった?」
「理恵っ?…
痛かった?俺の事、嫌いにならない?」
「っんな事で嫌いになんかならないよ!秀は女の子の気持ち、何にも分かってないんだから…」
「こいつぅ―こうしてやる―」理恵の首すじから、脇にかけてくすぐった。
秀はいつの間にか、眠りについていた………
理恵は一人眠れずにいた。このしあわせせうな、横顔を、もう、見る事は出来ないのだ。
いっそのこと、この世から、消えてなくなりたいと、思った。秀と一緒にいることが、叶わないのなら……
私から秀をとったら、何も無い!何も残らない!
思わず秀に強く抱き付いた。
「んっ―理恵どうした?
ほらっ、手を繋いでいてやるから。もうっ、眠って!」
私の手を離さないで!秀っ、ずっとずっとだよ?
そんな理恵の願いは、叶う事は無かった…
初めての痛みも、怖さも、秀が相手なら、大丈夫って思えた。今の自分には、こうする事でしか秀に報いるすべが無かった。
理恵は、初めて知った。愛する人に抱かれる事が、こんなにも幸せなのだという事を。
「秀っ?…女の子はね!幸せで、嬉しい時も泣くものなの。分かった?」
「理恵っ?…
痛かった?俺の事、嫌いにならない?」
「っんな事で嫌いになんかならないよ!秀は女の子の気持ち、何にも分かってないんだから…」
「こいつぅ―こうしてやる―」理恵の首すじから、脇にかけてくすぐった。
秀はいつの間にか、眠りについていた………
理恵は一人眠れずにいた。このしあわせせうな、横顔を、もう、見る事は出来ないのだ。
いっそのこと、この世から、消えてなくなりたいと、思った。秀と一緒にいることが、叶わないのなら……
私から秀をとったら、何も無い!何も残らない!
思わず秀に強く抱き付いた。
「んっ―理恵どうした?
ほらっ、手を繋いでいてやるから。もうっ、眠って!」
私の手を離さないで!秀っ、ずっとずっとだよ?
そんな理恵の願いは、叶う事は無かった…

