(秀一) 「挨拶が遅れました。由理が本当に世話をお掛けしました。どうも有難うございました。」 (高橋) 「いやっ!君にそんな風に挨拶されると…我々は何も…親として当たり前なんだから、今回は、つくづく思わされたが、君には負けるよ!君は、由理のすべてだったんだなぁって…」 (由理) 「お父さん!お母さん!ごめんなさい!私言えなくて、ずっと何も言い出せなくて…」 由理の眼からは涙が溢れ出す。