「あんたうぜーんだよ!まじ何なの…私をイラつかせる天才?もう消えてよ」
若菜先輩はそう言って、私の胸ぐらを掴んで引っ張る。
若菜先輩の力が強く抵抗しても無駄だった。
気付けば、私達は屋上の端にいて…
フェンスのないその場所に私は立たされてる訳で…
"消えてよ"
若菜先輩の言葉を思い出して、背筋が凍りついた。
私…殺されそうになってるの?
「何言っても無駄みたいだから強硬手段に出るだけよ。あんたが悪いの。私を苦しめるから。恨まないでよ」
若菜先輩はそう言って私の肩に手を置いた。
これ、押されたら落ちる…よね?
どうしよう…
どうしよう…
下にいた生徒達が騒ぎ始める。
きっと私に気付いて、だろう。

