「昨日の昼ずっとテンション低いし、挙げ句の果てに勝手に帰るしさ!別にリレーのメンバーが一人変わったことに怒ってんじゃなからね?親友である私に一番に相談しなかったことにむかついてんの!なんかあんなら言ってよ!」
こ、怖い…
怖いです。
でも、私親友の友美のことまで傷つけちゃってたんだ。
本当最低だ…。
「ごめん…」
いつも迷惑ばっかりかけて。
「違うっつの!謝ってほしいわけじゃない!何があったかちゃんと一から話して」
もう、友美に黙ってられないね。
私は昨日あったことを全部話した。
「だから、屋上にももう行けない…」
ごめんね。
友美も屋上に行くことは楽しみにしてたのに。
「でも、それって葵先輩は奈央のこと好きってことだよね」
友美の言葉に私は首をふった。
私だって自惚れてたけど、でも違ったんだよ。
ただの、勘違いだったから。
「それは、ないよ…」
ありえないよ。
そんなこと。
「奈央はバカだから気付いてないだけでしょ?」
ば、バカって…
いや否定はしないけどさ。
今、言う?
「あのね、男はね好きでもない女に幸せに出来ないとか言わないから。だって好きでもなくてただの後輩だって思ってたらそんなこと言わないわよ。幸せに出来ないって言ったのは葵先輩が少しでも奈央のこと幸せにしたいって思ってたからだよ」
「……」

