ヤンキーな彼にベタ惚れ。






なんて、言ったものの。



種目決めが終わり、それからはほぼ毎日のように練習練習。

4×100mリレーに出るのは私と友美と長坂さんと牧田さん。

長坂さんは陸上部、牧田さんはテニス部。


私以外の三人は運動神経バツグン。
うん、軽く後悔してたりする。
こんな人達とチーム…
私なんかただの足手まとい…






「小森さーん…バトンもらう時もう少しリードしとかなくちゃ」



放課後練習、長坂さんが呆れたように私に言う。


「あっ、ごめん…」



謝ってばかりの私。
練習しても足は早くならないし…
本当に後悔ばかりだった。



「美奈、小森さんは一人目でいいんじゃない?」

牧田さんが長坂さんに言う。



「うーん…そうだね」



はぁ…
本当迷惑ばっかり。
とんだ厄介者じゃん…。



「アンカーは美奈で…」


牧田さんがタイム表を見ながら考える。





結果は、

私、牧田さん、友美、長坂さんという順番。





「はぁぁ…もう、ダメ」


練習が終わりベンチに座ってぐったりする私と、余裕の友美。



「だから、やめときなって言ったのに」



そう言われても〜…