屋上には当たり前の様にみんながいて、思わず微笑んでしまう。
「葵先輩」
私は葵先輩の隣に座って話しかけた。
葵先輩は何も言わずに黙っていた。
「体育大会、何の種目に出ますか?」
私が聞くと葵先輩は「あー」と言いながら考える。
少しして、
「4×100mリレー」
と、答えた。
り、リレー…
玉入れなんて答え期待してたなんて…
玉入れだったらなぁ〜…
「玉入れ…興味ないんですか?」
私が聞くとみんなが爆笑しだした。
なっ、何で?!
「あ、葵が…玉入れって…くく」
山下先輩がお腹をかかえて笑う。
そんなにおかしいかなぁ…?
「あんなん小学生じゃねーか」
葵先輩の一言がぐさっと心に突き刺さった。
小学生なんて…そんな…
私は小学生レベルだなんて。

