運がいいのか分からないけど、次の日は土曜日で学校が休み。
でも、葵先輩に、会えないのは寂しいなぁ…。
って、思ったり。
毎日会えるなら土日なんていらない。
そんな土日は特に何もせずに終わってしまった。
朝。
学校につき上靴に履き替えようとしたら…
「うわっ…」
[死ね]と書かれた紙が数枚入れられていた。
あの先輩達の仕業だよね。
「はぁ…」
私はそれをくしゃくしゃにしてゴミ箱に投げ入れた。
イジメだよね、こんなの。
教室に行き、席に座り窓の外を眺める。
別に気にしない。
これくらい耐えられるもん。
「奈央、おはよ」
眠そうな友美が私に声をかけてきた。
「あ!おはよー!」
私はさっきのことは忘れて笑顔で挨拶をした。
友美には先輩に呼び出されたその日に話した。
電話で。
だから、友美はすごく心配してくれてるけど。
「葵先輩が見れたらそれでいーの」
嫌なことあっても忘れられる。

