「ただし、終わったらすぐに戻ってくる事、入院する前みたいにはしゃいだりは禁止、無理はしないこと、だってよ」
無理はしないこと。
毎度毎度言ってくること。
本当心配性だよ、北条先生は。
ということで、
私は葵と一緒に学校にきた。
友美には報告済み。
車椅子の私を私の事を知らない生徒は
チラチラと見てくる。
気にしない。
葵がいるし。
葵は私を教室まで送ってくれた。
教室にはなぜか涼太先輩や山下先輩もいた。
というより、クラスのみんな
もう自分の席に座っていた。
先生まで座っていて、状況が掴めなかった。
「あいつがみんなに連絡したんだってよ」
葵は友美を指差した。
友美…
やっぱり親友だね、友美は。
クラスのみんなに入院すること
ちゃんと自分の口から話してなかったから
その報告も含めてみんなに話がしたいと思っていた。
それを友美には話していたんだ。

