ああ、もう…
これは何度目なのだろう。
最後の最後もこれ、か。
目を覚ますと、やっぱりそこは
病院で…。
「はぁ…もう少しくらい待ってくれたら良かったのに…」
涙を流しながら言う。
そこにいたのは、友美で。
友美は目を腫らしていた。
また、泣かせちゃった。
「私、怖かった。意識を失って奈央が、このまま目を覚まさなかったらどうしようって…不安で不安で…」
もう…
私は悲しませてばかり。
最初から入院しておけばよかったのかもしれない。
そう、思った。
「もう、学校に行くことはないけど…私は忘れない。みんなと過ごした日々を。絶対に忘れたくない」
もう、迷惑かけないから。
だからっ…最後に、弱音吐かせて。
「私…ずっと思ってたの。いつか死ぬ時がきたら私はどんな顔で死んで行くんだろうって。でもそんなの答えは出ないし考えたくないし…だけど、私はみんなより早く死ぬことは間違いないし、だから、みんなといると嬉しかったけど、本当は心の何処かで辛かった。元気なみんなと一緒にいると、自分が惨めで悲しくなって…そんな風に思ってたの。だけど、葵といるときは本当に幸せで、暖かくて…本当は失いたくなかったの」
私がそこまで言ったところで
私のベッドの周りを囲んでいた
カーテンが勢い良く開けられた。
北条先生?

